深き海より、蒼き樹々の呟き

by 深海 蒼樹(ふかみ そうじゅ)

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ほんとうに生まれて初めて草レースに出てみた話(序章)

      2017/08/09

 先日、念願だったというか、今年の目標だった、「サマーエンデューロ in はりちゅう」のビギナーIIクラスに出場してきた。
 以前にも書いたように3月のレースに出場するつもりだったのだけれど、準備不足のためそのときは出場を見送って、下見がてら観戦だけして帰った。(3月に出てたら完走はかなわなかったかもしれない)
 下見した結果、スタート直後の上り坂が想像以上にきつく長いことと、その直後の下りが思った以上に右に左に曲がっていることを知り、それだけで心は挫けそうになった。
 やっぱりレースなんてやめておこうという選択肢もあった。だって僕はすでに50歳をじゅうぶんに越えてるわけだし、無理して若いもんと走ることもあるまいと。が、逆に言えば50歳を越えている僕には、今後そうそうレースにでるチャンスはないということでもある。ここで出なければ、おそらく次もあれこれ理由をつけて出ない気がする。
 とにかく、1回出てみよう。出てみてからまた考えればいい。あれ? 本末転倒になってないか? レースに出たいと言い出したのは僕自身のはずだったのに。
 というわけで、僕のなかではそれなりの葛藤もあったのだけれど、エントリー受付がはじまってすぐにえいやぁーっとエントリー手続きを済ませてしまった。そして退路を断つようにさっさと代金も支払って、あとは準備あるのみという状況に追い込んでみた。

 そもそもなんでレースに出たいと思ったかというと、 [サイクルロードレース実況]サマーエンデューロ in はりちゅー2015 ビギナーII 4位入賞という、フレミー@ロードバイクという青年がアップしていたYouTube動画に行き当たったことが大きい。
 素人でもこんなレースに出ることができるんだと知った。そして、この動画にも出てくるように60歳をはるかに越えた人も出場しているということに驚いた。世の中にはとんでもない人がいるもんだ。
 そしてなにより、集団走行している姿が美しく楽しそうに見えて、僕もそのなかに入りたいと思ったのだ。こんなに素人が密集して走って危ないとか、怖いという感情ではなく、このなかに混ざりたいと素直に思ったことから、レース出場について考えるようになった。
 フレミーくんは、はりちゅうのレース以外にも堺浜や美山などのレース動画もアップしている。最近では珍しくヒルクライムレースの動画もアップしていた。そのなかでも、僕にははりちゅうのレースが断然魅力的に思えた。アップダウンがあって、道が曲がりくねっていて(さっきはそこがイヤだって言ったくせに)、平坦で角々を直角に曲がるようなレースでないところがいい。公園の一部を使っているのだけれど、コースの流れが人工的ではなくとても自然な感じがする。

 それにしても、スタート直後の上り坂が大問題だ。4周回なのでこの坂を4回のぼらなければならない。3月に観戦したときも、みんなきつそうだったし、一緒に走ってくれるマトリックス・パワータグのプロの選手達からも、「この坂イヤやなぁ」という声が漏れ聞こえてきたりした。真剣に準備しなければならない。とにかく、あの坂を4回のぼれるようにしなければ。
 冬場はあまりの寒さにせっかく買った三本ローラーにも乗れてなかった。車庫で乗るつもりだったのだけれど、車庫自体が寒い。そして、車庫に行くまでのほんの短い屋外を想像しただけで寒い。さらには、着慣れて温まった服を一枚ずつ脱いで、トレーニング用のサイクルウェアに着替えるという作業自体が寒い。でも、もう3月だから大丈夫………な、はず。
 道路にはまだ凍結防止剤が撒かれているし、道路のところどころからは融雪の水が吹き出しているけれど、とにかく3月だしそろそろ大丈夫なはず。
 ということで、7月のはりちゅうに向けて4ヶ月の準備がはじまるのであった。

………つづくほんとうに生まれて初めて草レースに出てみた話(状況編)

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