深き海より、蒼き樹々の呟き

by 深海 蒼樹(ふかみ そうじゅ)

*

五十肩、襲来か?

   

kenkoukotu

 かれこれ2週間は経つだろうか?もともとは、寝違えたかなとか、なにかの拍子に、筋でも違えたのかなと、思っていた程度だった。
 だから、そのうち、知らず知らずのうちに治ってるものだとばかり思って、さほど心配もしないでいたのに。
 所謂、四十肩とか五十肩ってのは、腕が肩より上に上がらないってやつだと思ってたし、僕は、幸いにも腕はちゃんと上がる。職場の若い子にその様を見てもらったら、「あぁ、大丈夫ですね」と言ってはくれたものの、微妙に首をかしげながらの返事だったのが、気にはなっているけれど。
 腕を上げようとして、「あっ、くそっ、いてっ!」なんて、顔をしかめて、妙な姿勢のまま、腕が途中で止まってしまうなんてことでは、ない。

 しかしながら、左の二の腕が、痛ダルい日々がつづいている。
 首をこわごわとゆっくりと回すと、左45度あたりのところで、首から肩甲骨のあたりの筋までに痛みが走り、一帯がつっぱったようになる。勿論、それ以上、首を回す気も失せてしまう。
 昔々、小学生から高校生ぐらいだったろうか。ラジオ体操の、首を回す運動の意味が、まったく理解できないでいた。
 これが、いったいなんの運動になるというんだろう?と、疑問に思いながら、半ば、馬鹿にしながら、グルングルンといくらでも首は回ったものだった。
 しかし、これが、いつしか、回らなくなっていたのだ。気づいたときには。
 ん?あれ?なんか、ちょっと痛い?無理して回すと、頭がもげそう?
 そんな覚えなり、気づいた瞬間が、あなたにはなかっただろうか?

 と、ここで、我が家の風呂の順番がまわってきて、「お父さん、お風呂あいたよ」と、娘に声をかけられ、入浴をすませてきた。
 実を言うと、僕は、元来、あきれるくらいカラスの行水なんだけれど、血行をよくしてコリをほぐすためにも、退屈に耐えて20分ほど湯船に浸かり、肩甲骨のあたりを腕や肩を動かすことでほぐしてきた。
 そして、また、この文章を書きつぎだした。
 のだけれど、やたらと画面が遠くに感じられるというか、文字が小さく見えたので、ズーム機能を使って画面を拡大表示に切り替えた。これで、細かい字を追うために、目を細めて、肩が力む必要もなくなるだろう。
 時々、首が前に突き出し過ぎてないかを、首を前後に、まるで鶏の頭の動きを真似るようにして、確認し、調整する。
 そして、できるだけ、腕を伸ばせるように、ワイヤレスキーボードを遠くに置く。

 とりあえず、今日はこんなところにしておくかな。せっかくあったまって、気のせいか、若干コリもほぐれている気がする。
 一気によくなることはないよ、と、施術師は言った。
 毎日、根気よく、肩甲骨のあたりを動かすことが大切だと。
 言わせてもらえば、そんなことは、十分に意識して毎日実行しているつもりなんだけれど、足りないと言うのであれば、これまでの倍でも3倍でもやるしかないかな。
 四十肩とは無縁だったというのに、五十肩はきたかもしれない。
 腕が上がらないなんていう重症に陥らないよう、気をつけようと思う、今日この頃です。

 - 日記みたいなもの

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