深き海より、蒼き樹々の呟き

by 深海 蒼樹(ふかみ そうじゅ)

*

そうだ、11月だった

   

 そうか、今日から11月に入ったんだった。そして、僕は、今日から1ヶ月ほど日記をつけることにしたんだった。
 別に忘れていたわけではないし、決して忘れようとしていたわけでもない。
 ただ、なんだかやっぱり億劫になってきたというだけのことだ。
 しかし、やらないと言っているわけではない。ただ、億劫なだけだ。

 おほん
 軽い咳払いをしたからと言って、嘘をつく時の癖が出たわけではない。
 1ヶ月間、つづくかつづかないかは、わからない。
 ただ、つづくように、頑張ってみようとは思っている。
 つづけるための知恵を、絞ってみようと。

 初日がこれじゃあな、って気は大いにするのだけれど、日付が変わるまでにあと30分ほどしかないんだ。
 ややこしいことを書き出したら、見直してる間に明日になってしまう。
 いつものことながら、
 とりあえず、はじめてみよう
 というだけのことだ。
 いつものごとく、大した意味などないさ。

 - 日記みたいなもの

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

ふがいない僕は、真夜中に背中を丸めて、大きな溜息のような息を、ゆっくりと注意深く吐き出す

 iPhoneにイヤホンジャックをつないで、かれこれ2時間以上音楽を聞いている。 …

no image
ノートの使い方ー本編2『行頭の揃え方』

 僕が、中学生だった頃、メインで使っていたのは所謂大学ノートと呼ばれるノートだっ …

『初恋の人の名前を検索してみたことがありますか?』—早瀬 耕 「未必のマクベス」を読む

 文庫本の帯に書かれたその一文がなければ、本屋に平積みされた幾多の本のなかからそ …

重症急性膵炎(最終回)—病後の終焉

 今年に入って、近親者やまわりの人から、「ほんとうに元気になりましたねぇ」としみ …