深き海より、蒼き樹々の呟き

by 深海 蒼樹(ふかみ そうじゅ)

*

せめて、暇つぶしの役に立てたなら

   

あくび猫

 あなたは、どんな理由があって、ブログを開いてその記事を読むんだろう?
 ひとつには、実用的な必要があって調べたいこと、知りたいことがあって、Web検索をして、ブログに辿り着くこともあるだろう。
 そんな人に対して、おそらく、僕のこのブログはあまり役には立ってないだろうな。
 勿論、そんな中でも、『重症急性膵炎』についての記事は、少しでも僕と同じ重症急性膵炎という病気になった人に、情報を伝えたいと思って書いている。
 しかし、『キミは、カモノハシを見たか?』という記事なのか物語なのかわからないシロモノは、決して真面目にカモノハシを論じたものでも、説明したものでもない。時々、「カモノハシの生態」を調べたくて、たまたま僕のブログを見つけた人には、とんだ時間の無駄をさせてしまったと、いつも申し訳なく思っている。

 どちらかと言えば、僕のこのブログは、まったりとした休日なんかの、まったりし過ぎて退屈で、時間をもてあましている人、もしくは、そういう状況下にあってはじめて、有用なのではないだろうか?
 と、珍しく、自己分析をしてみたりしてみた。
 だって、わざわざ、こんなブログ読んで、なにがある?
 って、まぁ、なにもないのは、自明なわけで、腹を抱えて笑えるようなツボもなければ、タメになる話もない。
 もしも、僕のこの文章が何かの役に立つとしたら、暇つぶしくらいのものだ。

 別段、読まなくてはならない動機も、理由もないのだけれど、そのほかにすることもなくて退屈だから、面白くはないけれど、暇つぶしに読んでいようか、みたいな。
 それが、僕のブログのポジションかもしれない。
 と考えたまではよかったけれど、しかし、そんなブログの需要って、あるんだろうか?

 需要のあるなしについては、一旦、保留することにしよう。
 少なくとも、僕がここで言いたいのは、せめて、暇つぶしの役に立てるような文章が書けていたらいいな、という話だ。
 大層な文章や、物語は書けないし、なんのタメになるものでもないけれど、せめて暇つぶしには読んでもらえるくらいの文章が書けていたらいいな、と、思ったわけです。
 内容は、今日のこの文章のとおり、内容なんて大袈裟なものも何もなくて、ただただ文字があって、文章があるだけ。
 これを読んだからといって、あなたがどこかへ行けるわけでもない。
 それでも、あなたの退屈な時間の、暇つぶしの役にでも立てたなら、僕は、うれしい。

 なんて、志の低いことだろう、とは、ここんところ思わない。
 せめて、暇つぶしのタメにでも読んでもらえるくらいの文章が、早く、書けるようなになれればいいなと思っている。
 まだまだ、なんだよ。その低い、低い、志のハードルさえも、到底、越えられていない。

 そう思うから、内容なんてなくてもいいから、とにかく、書くことを繰り返そうと思って、書きはじめた。
 書かなければ、夢物語が実現されることも、ないのだから。
 以前にも言ったように、約束するよ、いつかあなたを遠い遠い行ったこともない物語へ連れていこう。
 今回はそのための、とてもとても小さな一歩に過ぎない。
 でも、最初の一歩がなければ、どんな旅もはじまらない。

 - ひとりごと ,

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