「 羊と僕と王国の譚 」 一覧
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羊と僕と王国の譚(9)
ソファーに座ったまま、僕はしばらく身動きもせず、じっとしていた。それは僕が感じ …
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羊と僕と王国の譚(8)
正直なところ、国王は、娘である姫に、 「羊がいなくなっちゃった」 と言われて …
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羊と僕と王国の譚(7)
王国に、完全な夜が訪れなくなって、かなりの時が過ぎていた。 なぜなら、姫の羊 …
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羊と僕と王国の譚(6)
そろそろ、みなさんも気づいていることと思うんだけれど、この物語って、羊が家にや …
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羊と僕と王国の譚(5)
そもそも、羊は何をしに僕のところにやってきたんだろう? という、最初の、根本的 …
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羊と僕と王国の譚(4)
彼女を、それが正しい人称なのか、僕にも自信はないけれど、僕はその羊を家の中に通 …
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羊と僕と王国の譚(3)
そうだ、僕は、確かに、その羊らしき訪問者にむかって、「チェンジ」と言葉をかけて …
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羊と僕と王国の譚(2)
待たせていることを申し訳なく感じながらも、ドアを開ける前に、僕は覗き窓から外の …
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羊と僕と王国の譚(1)
いつの間にか、僕は、台所のテーブルで、ウトウトと眠ってしまっていたようだった。 …